🧙♂️タロットリーディングに求められるもの🧙♂️
🧙♂️タロットリーディングに求められるもの🧙♂️

🍏ここで、私なりのタロットに対する考え方や、私なりの心構えについて書いてみます。
🍏タロットリーディングに求められるのは、おそらく、超能力でも霊感でもないと私は考えています。
🍏それでは何かというと、
「物語を作るセンスだ」
そうはっきり言い切れると私は思っています。
🍏でも、小説家になるわけでも、映画監督になるわけでもありませんから、特別に独創的なセンスが必要なわけではありません。
🍏漫画でも良いから読書をし、活字でなくても、動画やテレビを見て見て楽しむ人なら、誰でもタロットリーディングができるのではないでしょうか。

🍊例えばコートカードも、マンガやドラマの登場人物と考えて、占者がそれをキャスティングして、カードのキーワードやイメージをもとに、ドラマを作れば、それが「当たる」リーディングとなるものだと思っています。
🍊タロットの達人になりたいのであれば何をすべきか?
🍊滝に打たれたり山に籠るか?
瞑想をして神と合一するのか?
私は違うと思います。
🍊たくさんの物語を読み,たくさんの人と触れ合い,多くのコミュニティに参加して人の感情、動きを学ぶこと。
🍊一生懸命仕事をして成果を得る中で、成功術を学ぶこと。
🍊人間は、孤独に自己を追い込んで、自省することも時には必要でしょう。
🍊しかしながら、他人と接点を持たずに、隔離された環境の中では、有能な占い師は生まれないと私は考えています。
🍊たくさんの人と話し、本を読み、経験を積み、心と知識の幅を広げることが、一流の占い師になるコツだと考えています。
🍊その上で、タロットや生命の木は、自分の、あるいは相談者の心の状態を読み取るツールになるのだと思います。

🍋占いとは、予言ではないと、アメリカのタロット名占い師であり、研究家の 故レイチェル・ポラックさんは言いました
🍋予言としての占いは、人を傷つけ、呪いになる。とも言いました。
🍋目前の問題を、解決する手段として、タロットの象徴を使って映し出すことで、新たなアイデアや、発想の転換を図るツールだと考えています。
🍋人の心の作用というのは絶大なものがあります。
🍋1960年代に、アメリカで、こんな実験をやったそうです。
その頃アメリカって、けっこう科学の研究のためなら何でもありで、今では考えられないような人体実験なども行っていて、びっくりするんですが、、
🍋300人のがん患者を、150人ずつAグループとBグループの2つに分けて、手術をするのですが、半分はお腹を開けてガンを取り出して閉じる。あとの半分は切って、何もせずに閉じて、
🍋「みなさん、もう大丈夫ですよ。全米で最高の医師が手術をしましたから必ず治ります。」
🍋と言って、経過を観察したところ、驚くべきことに、どちらのグループも、予後が同じ。
🍋つまり、ガンをほったらかしにして手術を終えた150人も、癌が消えて治ってしまったそうです。まさに、プラシボ効果の起こす奇跡です。
🍋言葉による暗示は、悪性腫瘍も消してしまうほどの力があるということが証明されたのですが、占いに当てはめたらどうでしょうか?

🍇タロットは、そういう意味では、悪魔が降りる呪いの札にも、神の力が宿る奇跡の札にもなりうる、ということです。
🍇そんなことを踏まえて、「どんな占い師になりたいか?」と、自問し続けることが、占い師には求められるのではないかと思います。
🍇そんな中で、占いには奇跡にも見えるような力があることを私は確信しています。
🍇人が思い悩んでいる時は、ある一定の神話とも思えるような固定観念に囚われて、身動きが取れない状態になっている事が多いものです。
🍇体のことが心配で、携帯で病気のことを検索すれば、悪い情報ばかり集めてしまう。
🍇また、特定の友達のグループに入っていなければ、私は孤独になると思い込んで、そのグループでトラブルがあれば、生きていけないくらいに苦しい気持ちになる。
🍇ある年齢までに結婚できなければ、一生幸せな人生を生きられないと思い込んでしまう。
🍇そんな時、タロットは、
「そんなこともないんじゃない?」
と、新たな可能性や視点を投げかけてくれます。
🍇ある一定の思い込みに囚われて、死ぬほど悩み、苦しんでいる人にとっては、どうでしょう?まさに奇跡を目の前で手渡してくれる魔術なのではないでしょうか?

🍍アレイスタークロウリーは、
「汝の意志することを行え。それが法の全てとならん。」
「愛こそ法なり、意志下の愛こそが」
そう言いました。
🍍タロットは、固定観念でガチガチになった神話から解放し、新たな視点や可能性を見せ、「意志」を形作る手助けをしてくれる、魔法の道具なのです。
